お知らせ|新型コロナウイルス中和抗体 ( S-lgG 抗体 ) 検査開始のお知らせ

お知らせ

2021/12/21

新型コロナウイルス中和抗体 ( S-lgG 抗体 ) 検査開始のお知らせ

当院では、新型コロナウイルスのワクチン接種後に免疫がついているかを検査する抗体検査 ( スパイクタンパク抗体検査 ) を開始いたしました。

  • ワクチンを2回接種後、感染予防が期待できる抗体量があるか確認したい方
  • ワクチン接種から時間が経過し、現在も感染予防が期待できる抗体量があるか確認したい方
  • ワクチン接種をしていないが過去の自然感染によってできた抗体で感染予防が期待できる抗体量があるか確認したい方

( 感染後 14 日以上経過してから来院をお願いしています )

検査費用
2,000 円 ( 税込 )

※ 新型コロナウイルスヘのスパイクタンパク抗体 ( 中和抗体 ) の量を測定する検査は自費診療となります。

※ 保険診療で行うことはできませんのでご了承ください。

検査方法
血液検査 ( CLEIA 法 ) 採血量 2ml
結果報告

血液採取 9:00 ~ 13:00 までの場合、当日 17:00 までに結果報告

血液採取 13:00 以降の場合、翌日 14:00 までの結果報告

※ 検査結果につきましては、来院頂くか郵送となります。

※ 検査結果は抗体をどれくらい保有しているかの定量値を記載した「結果報告書」を発行いたします。

ご注意ください

  • 抗体検査は PCR 検査や抗原検査の様に現在の感染の有無を判断するものではありません。
  • ワクチン接種後の抗体を調べたい方は、2回目の接種後2週間以上経過してから検査をお願いいたします。
  • 基準値 : 1.0 AU/mL 未満で陰性 ( 新型コロナウイルスヘの抗体がない ) となります。

1.0 AU/mL 以上であれば新型コロナウイルスヘの抗体がある(陽性)という解釈になります。

ただし、感染予防や発症時の重症化の予防効果が十分に期待できる抗体量は 72 AU/mL 以上となります ( 今後変更の可能性があります ) 。

抗体の量が多いほど十分な免疫があると判断されます ( 報告の上限は 4000.0 AU/mL となります ) 。

※ 中和抗体 ( S-lgG 抗体 ) の予防効果が十分に期待できる抗体量があっても 100% 感染が防げるものではありません。

※ また中和抗体 ( S-lgG 抗体 ) を持っていてもワクチンを接種しなくていいという解釈ではありませんのでご注意ください。

当院では、富士レビオ社の「SARS-CoV-2 S-IgG 測定試薬 ( IC ) 」を使用しています。
化学発光基質 ( AMPPD ) を用いた酵素免疫測定法 ( CLEIA ) で SARS-CoV-2 スパイクタンパク質に対する lgG 抗体を測定しています。

※ 基準値は検査に使用する試薬のメーカーによって異なりますのでご注意ください。

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